1卵巣がん治療の抗癌剤はやがて効かなくなる→耐性が出来る
卵巣がん癌の治療で抗癌剤を使うことで、2つの大きな課題がある。ひとつは癌の抗癌剤耐性であるが、これには治療の初めから抗癌剤が効かない自然耐性と、治療を続けていくうちに最初は有効であった抗癌剤が効かなくなってしまう獲得耐性がある。
さらにもうひとつの課題は抗癌剤が骨髄などの正常細胞に強い毒性を示すことである。これらはともに細胞の抗癌剤感受性・耐性によるものであるが、副作用も強くなっていく。
抗癌剤の耐性を回避する薬の研究はされているが完成のめどはたっていない。それなら、耐性が出来にくくなる抗癌剤の使い方は無いものだろうか。医者によっては、抗癌剤に耐性が出来た場合は少し抗癌剤を増やすことで回避するとの説があるがこれには限度がある。それなら、抗癌剤の耐性を予測して初めは弱めの抗癌剤でスタートする。
標準治療法が定着する前は新薬は後日のために貯金箱に入れておいて、古い抗癌剤から使うと言う医者がいたようです。しかし、タキソールと言う傑作の抗癌剤が開発されてからは標準治療である、タキソール+カルボプラチンからスタートする。抗癌剤に耐性が出来たら順次薬を変えていく。
ところが、卵巣がんの抗がん剤の種類は有限でそれも使えるものは少ない。それなら完治しにくい卵巣がんではどうやって抗がん剤を長く使えるようにする考察が必要である。 
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 2如何に長く卵巣がんに抗癌剤を使えるようにするか・・・・疑問視する医者も多いが、患者には切実な。
              □抗癌剤治療は有効に効いても長生きできない?□
標準的な抗癌剤治療を受けた患者群と、無治療で経過を診た患者群とで、どちらのグループがどれだけ長生き出来るかを観察した時、両グループの間での差 ? でしかありません。
我が国では、奏効率が抗癌剤治療における、治療効果の、判定指標とされてきました。奏効率至上主義の医者も少なくありませ。ところが患者は奏功率よりも生存期間の延長を望んでいます。
抗癌剤奏効率は「その存在しているガンが、レントゲン写真や、CT、超音波検査などの画像診断上の面積で1/2以下の大きさに縮小し、その縮小状態が4週間以上継続することと、あるいは存在したがんが無くなった、と定義しています。面積ですから一辺が30%少なくなることです。奏効率が50%とは、100人の抗がん剤投与の人のうち50人が、がんが半分の大きさに縮小した期間が4週間以上継続したことになる。画像上、ガンが消えた=完全寛解、と言っても、一般的には、それはガンが無くなった=治ったとは、全く意味が違います。機械に写らなかっただけです。
卵巣がんでも、奏功率と生存期間とは比例しません。それは奏功していたのに、治療を止めたらその副作用で免疫力が低下していて三ヵ月後に亡くなったなんてこともあり得るからです。
 △抗がん剤奏功=がんが半分に縮小か消失=抗がん剤治療が有効→→止めた三ヵ月後にがんが増大して死亡
 △抗がん剤奏功しない=がんが縮小しないが増大もしない=抗がん剤治療が無効→→五年間元気に過ごしたこ
   んな矛盾したことが起きるわけは。
 ☆標準的な抗癌剤治療で使われる大量の抗癌剤は、ガン細胞も沢山殺してくれるが、同時に正常な細胞も傷つ
   けます。がんが半分に縮小あるいはCT等で確認できないようになった頃には自己免疫力は弱まり、抗がん剤を
   止めた途端にがんが増殖しだす。また、耐性ができて抗がん剤が使えなくなったら、抗がん剤治療で免疫力が
   弱くなっているから、がんの増殖が急増しだし死に至る。もちろん奏功して長生きした人もいます。
 ★休眠療法・・(高橋豊さん)少量の抗がん剤治療では、がんは縮小しないが大きくもならない程度の抗がん剤治療
    は、副作用も少なく、免疫力をあまり下げることもない。したがって抗がん剤を長く使用できて生存期間を長くす
    る。このエビデンスはないので多くの医者はこの治療法をやりたがらない。
    卵巣がんでは完治を目指すものの、手遅れで発見されことが多い卵巣がんは難しいのが現実です。
    再発する難治性の卵巣がんは、抗癌剤でがん細胞を徹底的に叩くと副作用で体力は落ちる。抗癌剤は癌細
    胞だけを破壊するのではなく正常な細胞まで破壊するのです。したがってがん細胞が死滅する量の抗癌剤を
    与えれば、肝心の正常な細胞=患者自身を死滅させてしまいます。そこで副作用との兼ね合いで、副作用の
    レベルで1(無し)〜5(死亡)の4くらいの厳しいところで治療するのです。休眠方は、副作用レベルで2位の軽い
    範囲の抗癌剤の量で治療します。
    タキソールのアルコールで酩酊状態になる人もいれば、全然感じない人もがいます。酒に強い人、弱い人がい
    るように、抗癌剤の量も人によって調整する必要があります。それが多くの場合無視されて、体重で量を決めて
    抗癌剤が投与されています。お酒も酔っ払わないようにチビリチビリと飲めば長く飲めます。
    完治しないのなら如何に長く抗癌剤を使い続けれるかかが大事なことです。人工透析の感じで使い続けれれば
    社会復帰も可能です。そこで、
 ★オーダーメイドの治療・・・・抗がん剤の効き方は個人差があり、卵巣がん細胞を殲滅するには、現在使用されてい
    る量の10倍もの量を投与しなければならないとも云う。そんなことをしたら即死です。
    そこで普通は、副作用レベル4のギリギリの量を点滴します。しかし、その人に合った抗癌剤の点滴量、点滴の
    間隔、抗癌剤の選択、抗癌剤の組み合わせ等専門家の高度な技術が必要です。それに応えるには、その人に
    あったオーダーメイドの治療が、専門の高度の技術を持った腫瘍内科医で治療がなされる必要があるわけです。
    そして患者は、副作用や身体の状態をきめ細かく記録して、医者に伝えて、医者と患者の二人三脚の治療が
    大事です。
    近い将来簡単な検査で、個人個人に合った最適な抗癌剤の種類と、最適な量が判るようななる日も近いことが
    期待される。
 ★如何に長く抗癌剤を続けれるようにするか・・・抗癌剤はもう真っ平だ、それを長く使うとは!!
    副作用レベル4のギリギリの抗癌剤の量だから続けられないのである。マーカーがある程度下がったら、抗癌剤
    の量を減らし副作用レベル2位の量にする。
    抗癌剤投与の仕方も、月に一回抗癌剤を投与をして三週間休むマンスリー法よりも、副作用がコントロールし
    やすいウイークリー法にする。量の少ない抗癌剤を三週続けて投与して一週休むのが基本だが。これには拘
    らない。副作用の少ない量の抗癌剤投与で、一ヶ月の回数は腫瘍マーカーとニラメッコで決め、1〜3回にする。
    場合によっては休薬しても良い。

 ★クロノテラピー.:投与する時間もがん細胞と正常細胞の活動時間の差を利用して、抗がん剤をがんが増殖する
    夜間に投与する治療法がある。化学療法のレジメンは変えずに投与時間帯のみを夜間に設定することで、正
    常細胞への影響を少なく、またがん細胞への効果を強くすることを目的に行われます。おまけに夜間投与のほ
    うが副作用が少ないと言う報告もある。・・・・個人病院でないと利用か難しいのかも。
    その他2剤だけでなく3剤の利用も効果がある組み合わせがあると言われる。抗癌剤のくみあわせ、その量、
    回数、まさに職人芸と言うかより高度な技術である。詳細は情報の公開が無く不明である。腕のいい腫瘍内科
    の先生にめぐり合うことが大事である。
 ★適度の運動が効果癌のリスクは適度な運動によって軽減されると複数の研究で認められている。
    ミズーリ・コロンビア大学の研究によると、運動することで、化学療法の副作用の嘔気、嘔吐などを緩和し、痛
    みの緩和、QOL、気分すると報告されている。運動する前には主治医とよく相談するようにとも提唱している。
    オーストラリアの研究によると、細胞増殖を促進するインスリン様成長因子-1 (IGF-1)を阻害するインスリン様結
    合タンパク3(IGFBP-3)が増加するためであると云われる。443人の大腸癌患者で5.6年の追跡調査の結果、
    運動をしている人では、IGFBP-3 (of 26.2nmol/l)の増加がみられ、癌関連死48%減少と関連があった。原文記事
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 3耐性が出来たら順次薬を変えていく。
     □  抗癌剤に耐性が出来たら  □
★ 卵巣がん標準治療の
    ・タキソール(175〜180mg/u)+カルボプラチン(Auc=5〜6)  TJ  Montly
        ↓
    ・タキソテール(60〜75mg/u)+カルボプラチン(Auc=5〜6) ・・・DJ  Montly (タキソールとタキソテールは交叉
                            耐性(同じ系統の薬剤で、一剤が無効となった場合、未使用の他剤も同
       ↓                   時に無効となる・・)はあまり無いと言われていますので試してみる)

★ 卵巣がん二次薬
     ・シクロホスファミド(500mg/u)+アドリアマイシン(30〜50mg/u)+シスプラチン(60〜75mg/u) CAP Montly

     ・シクロホスファミド(800〜900mg/u)+シスプラチン(50〜75mg/u)   CP Montly

     ・タキソール(60〜80mg/u)+カルボプラチン(Auc=2)  TJ  Weekly・・骨髄抑制が低い

     ・シクロホスファミド(800〜900mg/u)+カルボプラチン(Auc=5〜6)  CJ Montly

     ・シスプラチン(75〜100mg/u)  or  カルボプラチン(Auc=5〜6) の単剤 Montly

     ・シスプラチン(60〜75mg/u) +カルボプラチン(Auc=5〜6)  JP Montly・・骨髄抑制、聴力障害の可能性あり

     ・イリノテカン(60mg/u) +シスプラチン(50〜75mg/u)   Montly
       ここまで日本婦人科腫瘍学会より

     ・イリノテカン + 前回使用していない白金製剤(シスプラチン、ネダプラチン(アクプラ)、カルボプラチン
         又は
     ・イリノテカン +タキサン系(タキソール、タキソテール、パクリタキセルのDDS製剤)製剤から一剤選択

     ・エトポシド+シスプラチン などを使う  EP

     ・タキソテール(0r タキソール) +シスプラチン 
       △その他、通常のmonthlyで効果がなくても、weekly投与が効果があったりすることもある。

 それでも耐性が出来たら 
     ↓
       ・オキザリプラチン+ビノレルビン       青地は場合によっては保険適応外

       ・イリノテカン+ジェムザール←日本でも承認されているが卵巣がんは保険適応外。 単剤では効果が
                           少ない
★ 欧米での卵巣がん(標準)治療薬を使う  日本では未承認薬
     ↓
    ○トポテカン topotecan / ハイカムチンhycamtin  
          Platinolに抵抗した患者にタキソールと同じくらいの効果あると報告されている。卵巣がん再発用に欧米
         標準として広 く評価され70カ国で認可されている、日本ではまだ未認定である。
       ・トポテカン+タキソール
    ○ Doxil   トポテカンよりも奏効率が高く副作用も少ない優れもの。白金製剤(シスプラチン、カルボプラチン)
              &タキサン系(タキソール、タキソテール)に抵抗性(効かなくなった)の場合でも30-40%程度の有
              効性を示す。
       ・Doxil+GEM     全身状態があまり良くない場合も、副作用が少ない点から奨められる。
       ・Doxil+Hycamtin  過去にイリノテカン/カンプトを投与したことがある場合はDoxil+GEMを奨められる。
       ・Doxil+Abraxane  最後の切り札の1つ

     ・ジオタックス・・・  ポリグルタミン酸付加したタキソール。副作用が軽減され、毒性が低い。今まで投与不能な
                  全身状態不良患者や高齢者患者でも使用可能。米国では2005年認可
     ・アブラキサン(タキソールの新型薬)・・・毒性が少ない。米国では2005に認可。

★以下は米国でも卵巣がんには未承認
   ・Trasutuzumalトラスツズマブ   TAXが使えなかった人も効果あり
   ・phenoxdiolフェノクソディオール ドセタキセルの有効性を少なくとも100倍増加させる。米国で臨床中
   ・oregovomabオレゴポマブ     抗体新薬で再発卵巣がんに対して40%が癌消滅した臨床結果あるが、
                         アメリカでもまだ未承認
   ・Avastin アベスティン       難治性の卵巣癌では副作用で胃の穿孔があり、臨床試験を中止する(2005/10)
                         初期の卵巣癌については継続中。
   ・Telcyta                プラチナ抵抗性であるか抵抗する卵巣がんで、カルボプラチンと結合して63%の
                         目的反応率を示しました。Phase3

抗癌剤に耐性が出来るスピードよりも新薬の開発のスピードが早ければ良いが、これは未定である。

▲抗がん剤投与量の決め方   参考
 体表面積により算出します。  所定の抗がん剤量×体表面積=抗がん剤量
タキソテールの通常投与量60mg/m2 で、体表面積が1.4m2の人なら  60×1.4=84mgとなる
体表面積の求め方は、名古屋大学病院のHPで簡単に計算できる。
▲カルボプラチンの投与量の決め方
 カルボプラチンでは体表面積は使わずに腎機能から投与量を計算します。カルボプラチンはほとんどが腎臓から排泄されるため、腎機能にの働きによって抗がん剤の量を決定します。血液検査の結果のクレアチニンの数値mg/dlと、体内の薬物量(AUC)の指定値を入力すると、
複雑な計算式ですが、名古屋大学病院のHPで簡単に計算できる。 
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 4★未承認薬を使うと
外国で承認されているのに国内で承認されていない薬を使うと・・・医療費全てが自己負担になる

★混合診療・・・保険診療部分は3割負担+保険外診療部分は全額自己負担・・・これが認められなくて
                    ↓
          △3割負担の部分まで自己負担になり、一切保険が使えない
          △もし、途中で一部でも保険の利かない自由診療を使うと、初診にさかのぼり全額自己負担になります。
          △更に高額医療制度も使えません。
※医療関係者の反対理由・・・・所得に関係なく平等に医療サービスをしたい。
                    安全性及び有効性が確保されていないような悪質な医療行為の蔓延を防止したい
                    科学的根拠の無い怪しげな民間療法がでてくる
※国民皆保険の名のもとに実は混合医療を認めると医療技術の差が明確になったり、利益が上げにくくなるのではとも
 云われている?
★自由診療・・・保険を使わない自費診療・・・保険制度の無かった時にもどる

★進展
 厚生労働省は、保険が適応されない未承認薬のうち英米独仏4カ国のいずれか1カ国で新たに承認されれば保険
 診療と併用できる「混合診療」の候補とする方針を決めました。安全性などに問題がなければ例外的に混合診療が
 認められる治験(臨床試験)の実施を製薬会社や医師に促すとともに、過去に4カ国で承認された薬も各種学会や
 患者団体からの要望があれば同様の措置をとり、混合診療の対象を広げる方針を発表しました。 H16.12労働省
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 5★保険適応には他にも問題点がある
★新しい治療法が保険適応にならない
   腹腔内投与で、全生存期間の中央値が、16ヶ月程度延長したとの画期的な報告があります。タキソールが出来た
   時の生存期間の延長よりも格段に大きいく驚異的な数字である。しかし日本ではシスプラチン以外は、腹腔内投与
   は認められていません。
   治療してくれる医者は少ないものの、実際には幾つかここの掲示板に書き込みありますが。
   なかにはTJでも保険の診療の例が報告されています。医者に相談してみましょう。
 ・腹腔内投与法の例
  パクリタキセル 135mg/m2・24時間投与・静脈内投与・一日目
  シスプラチン 100mg/m2・2リットルの生食・腹腔内投与・二日目
  パクリタキセル 60mg/m2・計2リットルの生食・腹腔内投与・八日目
     この併用療法を3週間毎に6コース繰り返す。
   

  ★高度先進医療技術・・ 内視鏡による手術等の高度医療は保険適用されるまでに時間がかかりすぎる。
たとえば一般的にPET検査は卵巣がんには適応外であったが、2006.4からやっと適応になった。まだ地域格差が大きく設置されていない地方が多くある。

  ★制限を超える医療行為・・治療や検査の回数にも制限がある。
腫瘍マーカーの回数は月に一回とされているが・・もう一度したい場合は全額自己負担になり使用できない。これも病院によっては必要によっては二回すると云うこともある。マーカーの種類も一月に二種類と決められているが、四種類もとれるようなこともある。
CT等の検査回数も同じようなことがある。ここらは日本的で良いことかも知れないが格差となっている。

  ★腫瘍内科医の不在・・・さらに日本でがん治療を行っている医療機関で、標準治療を守らなかったり、
抗癌剤の使い方に熟知していないという実態がある。副作用のおさえ方、緩和医療にも未熟である、患者は苦しんで
いる。その原因は、日本で抗がん剤治療を扱っているのが、外科医たちであることにある。
米国では抗がん剤の専門家である腫瘍内科医が約2万人いるといわれているが、日本では100人にも満たない。やっと2006年より見直されて養成されているがそのスピードが遅い
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 6未承認薬を使う方法は
混合診療とは、保険診療と自由診療(保険診療で認められていない薬品や治療法を利用すること)併用することをいう。
現在は混合診療は「禁止」とされているため、保険診療にごくわずかな自由診療を併用しただけで全ての診療が自由
診療の扱いとなり(保険対象部分まで)、医療費の全額が患者の負担となる。

☆実際に未承認薬を使うには
 1.1つの医療機関で投与を受ける。※今まで保険が適用された部分も全額自費診療となります。
 2.患者自身(あるいは患者家族)が医師のアドバイスを受けながら投与を受ける。
   ☆卵巣がんの場合は少ないが、経口の薬は簡単。
 3.保険内診療を行う医療機関と、保険外診療(自由診療)を行う医療機関を分ける。
   主治医の許可がないとできない。
 4.医療機関が患者側に治療費を請求しないで投与を受ける。
    ☆臨床試験はこのやり方です
 5.患者持ち込み方式・・未承認薬と承認薬を組み合わせて使うことは混合診療と考えられています。
  しかし患者側が病院に薬を持ち込んで、病院側がその薬での治療代を保険請求しなければ混合診療になりません。
  患者側は薬代のみが自費となり、負担額は混合診療が認可されているものと同じです。
  多くはこの方法で行われている。・・・医療機関によっては拒否される。

☆未承認薬の入手法
 1.医者に他の医療機関、または部所から手配していただく。
 2.自分で代行輸入等で輸入して病院に持ち込む。ネットで検索できる。
   病院にスト(Voice)

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 7抗がん剤の副作用で治療が出来なくなる
吐き気・嘔吐
抗がん剤が中枢神経にに刺激して、嘔吐を誘発するものと考えられています。ほとんどすべての抗がん剤で現れる副作用です。とっても辛い副作用で体力を落としたり、治療が中断されるので注意が必要です。
  ☆急性・・化学療法開始後より24時間以内に出現するものです
  ☆遅延性・・投与後24〜48時間よりはじまり、持続するものです。
吐き気の強さはおおよそ
  シクロフォスファミド>シスプラチン>カルボプラチン>イリノテカン >タキソテール>タキソール>ビノレルビンの順です
☆急性・・・
  (1)軽い吐き気・・デキサメタゾン/ デカドロンの単剤の投与で効果あり・
  (2)急性の中程度・・現在は制吐治療の中心は
   ・グラニセトロン(カイトリル)+オンダンセトロン(ゾフラン)などの5-HT3受容体拮抗剤+デキサメタゾ ンです。
     これらの薬剤の併剤投与によって、急性嘔吐はシスプラチンで70%はコントロールできる。
  (3)更に高度の吐き気
  →それでも収まらないときはEmendも併用する。

☆遅延性・・投与後24〜48時間以上に生じる遅延性の吐き気にはあまり有効なものはありませんが。六君子湯、ガスモチンも効果があるときがある。Emendは遅延性の吐き気止めとして有効ですが、日本では保険の使用が出来ない。個人輸入が必要で、月に七万円かかる。

白血球の低下
日本癌学会のガイドラインによると
 G-CSFの予防的投与は、白血球の低下が強く予想される以外には避けるとなっている。更に保険で使用が認められるのは、白血球が1000以下でかつ体温が38℃以上か、500以下の場合であると厳しい。
G-CSF在宅自己注射の認可もまだです。認められれば入院、通院が減り治療費用の減少にもなります。
G-CSF投与にも薬害があり腰痛、骨痛が頻度高くあらわれる。

Neulasta(pegfilgratim)・・・毎日打たなくてはならないG-CSFと異なり、2週間に1回の投与でG-CSF14日間連続投与と同じ効果を持つ薬。入院の必要が激減し、治療費用の減少になります。ただし、個人輸入である。
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 ★補完代替療法&健康食品は最終手段ではなく平行して・・・
☆補完代替療法
  米国の医大・医学部の3/4以上で補完代替療法(CAM)が必修となっていることから主要な医療施設のうち、1/4以上
  の施 設で補完代替療法(CAM)が提供されている。国民のニーズも高まり30%近くが受けています。
  主なサービスはマッサージ療法 (71%)、太極拳、ヨガ、またはchi gong (47%)、リラグゼーショントレーニング (43%)、鍼 
  (39%)、 誘導イメージ療法(32%)、タッチ療法(30%)であると報告されている。
  最近は病院施設内にもフィットネスの部屋を設けている所もある。ただし殆どのCAMサービスは、医療費と別途自己
  負担で支払われる。
  日本で整備されていません。自らの創意工夫が必要ですね。
☆代替医療
  がん患者の50%以上の人が何らかの健康食品を摂っているといわれる。これは誰もが現状のがん治療に満足して
  いないことへの現れでしょう。
  癌に良いという食品もたくさんあって、アガリクス、AHCC、メシマコブ、プロポリス、天仙液、キトサン、霊芝、田七人
  参とあり値段もさまざまですが驚くほど高価なものが多い。その効果は証明された物はなく、反対に健康を害する
  と摘発されたものもある。
  癌に効くのではなくても免疫力を高めると信じて、藁をも掴む思いで、リーズナブルな物で良いのでこれらを摂るこ
  とは効果があるのではと思われる。
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 ★要望
1 世界標準治療薬の保険適応を一刻も早く承認して欲しい。
2 保険適応を拡大し、学会等で必要とされるものについて一刻も早く保険適応してほしい。
3 製薬会社に承認申請を迅速にさせるように指導して欲しい。
4 未承認薬については、承認されるまでの間、薬剤費のみ全額本人負担の「混合診療」を認めて欲しい
5 「混合診療」については、患者の経済状態を考慮し、本人負担分を軽減もしくは免除する措置の検討してほしい。
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 ★外国で承認されているのに国内で承認されていない薬を使う場合・・・国内での承認
期間を早め、せめて承認されるまでの期間は混合診療を認めて欲しい

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